その他の虫駆除

洗濯物に虫をつけない方法~カナブン・ゴキブリがつく原因とは~

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。

洗濯物を外干ししていると、虫がついてくることがあるので困りものです。

とくに、カナブンやゴキブリのような大型の虫がついてくると、人によっては自分で駆除できなくて固まってしまうということもあるでしょう。

この記事では、そういった虫が苦手な方に向けて、洗濯物に虫をつけないための方法や大きな虫がついて自分では駆除できないときの対処法などについて解説したいと思います。

※このサイトには、ゴキブリの実写画像は一切ないのでご安心ください。

洗濯物に虫をつけないための方法

洗濯物に虫をつけないための主な方法としては、下記のようなものがあります。

  • ・無香料の洗剤や柔軟剤を使う
  • ・ハッカ油や木酢液を使う
  • ・虫除けネットを使う
  • ・部屋干しする

ここでは、上記方法のメリットやデメリット、そもそもなぜ虫が洗濯物によってくるのかなどについて解説いたします。

洗濯物に虫がつく原因

「家の中には全然虫がいないのに、洗濯物にだけ虫がいっぱいくっついている」という話を聞きますが、それは下記のような要因が原因だと考えられます。

  • ・日当たりのいい場所にあるから
  • ・香料で虫がよってきているから

虫というと「じめじめした日当たりの悪い場所に集まる」というイメージを持たれがちですが、それはゴキブリなどの不快害虫の特性です。

カナブンやグンバイムシ(カメムシの仲間)のような虫の場合は、日当たりがよく・風通しのいい場所に集まるので、洗濯物が干している場所は潜在的に虫が集まりやすいと言えます。

ゴキブリなどの不快害虫が集まる原因

ゴキブリのような不快害虫が洗濯物にいるという場合は、下記のような原因が考えられます。

  • ・洗濯物から水分補給している
  • ・生乾きの湿度の高い環境を気に入っている
  • ・ゴキブリが発生しやすい周辺環境がある

ゴキブリが洗濯物についているという場合は、周辺環境で育ったゴキブリが水分補給や生乾きの湿度の高い環境を気に入って近寄っている可能性が高いでしょう。

とくに、飲食店や緑地公園が近くにあるような場所では、新築や建物10階以上でもゴキブリがベランダに飛んでくるので、虫が怖い人は『部屋干し』されることをおすすめします。

洗濯物の虫除け対策1.無香料の洗剤・柔軟剤を使う

「春や秋になると洗濯物に虫がつく」という人は、「無香料タイプの洗剤・柔軟剤」を使うのがいいでしょう。

春や秋は、多くの虫にとって、冬眠明けの食糧集め、冬眠前の食糧集めといった具合に「食べ物を集める」時期にあたります。

植物の花粉や樹液を食料にする虫の場合は、「香り」で食料を探すので、甘い香りやフローラルな香りがする洗剤・柔軟剤は避けた方がいいでしょう。

洗濯物の虫除け対策2.ハッカ油や木酢液を使う

「無香料の洗剤・柔軟剤を使っているのに虫が集まってくる」という人は、「ハッカ油や木酢液」を洗濯物を干す場所の近くに置いておくといいでしょう。

「日当たりがいい」「雨風がしのげる」というのは、虫にとっては住みやすい(巣を作りやすい)環境になっています。

そういった場所には、虫が苦手な「ハッカ」や木の燃えた臭いがする「木酢液」を使えば、虫にとっては「嫌いなものがある場所」になるので近寄りにくくなります。

ハッカ油はスプレー・木酢液はボトル置き

ハッカ油については、スプレータイプのものを洗濯物を干す直前にベランダ全体に撒くのがいいでしょう。

木酢液については、ペットボトルを半分に切った中に製品ごとに決められた分量の水で薄めて洗濯物の四方を囲むように設置して使います。

ハッカ油と木酢液は、虫の忌避効果は高いですが、「洗濯物への臭いうつり」も高い可能性で起こるので、外に着ていくおしゃれ着などは別の方法を使って干したほうがいいでしょう。

洗濯物の虫除け対策3.虫除けネットを使う

「臭いがつくのも、無香料タイプにするのも、部屋干しも嫌!」という方は、虫除けネットを使ってみてはいかがでしょうか。

おしゃれ着の平干し用ネットが多いですが、雨除け・日除け用の洗濯ネットなども売られています。

ただ、「風通しが悪い場所だと生乾き臭がする」「雨除け・日除け用だと、ネットの下側から虫が入ってくる」ということもあるので、完全な防除を求めるなら室内干しをおすすめします。

洗濯物の虫除け対策4.部屋干しする

正直に申し上げますと、「虫が嫌いな人は部屋干しが一番おすすめ」です。

「生乾き臭がするから嫌」「部屋干しのスペースがない」という方のお気持ちもよくわかりますが、「洗濯物に大型の虫(セミ・ゴキブリ)がついた」ときの方が困りませんか?

生乾き臭対策や部屋干しスペースの確保にはお金がかかりますが、「お金さえかければ虫が家の中に入る心配がなくなる」ので虫が本当に嫌いな人には部屋干しをおすすめいたします。

部屋干し時の生乾き臭対策

お金がかからない方法で言えば、「エアコンの送風(冬は暖房)機能を使う」という方法がありますが、洗濯物の量が多い・風が循環しにくい(部屋が狭い)場合は生乾き臭がしてしまいます。

そのため、「家族が多い」「賃貸暮らしで部屋が狭い」という方は、衣類乾燥機を使うのがいいでしょう。

除湿器でも衣類乾燥ができると謳っているものはありますが、「温風の送風」がないものが多いので、購入前にしっかりと確認しましょう

部屋干しスペースがないときの対策

最近は、室内干し用ワイヤーという便利なグッズも開発されましたが、賃貸だと壁紙問題があるので室内干し用ワイヤーは使えません。

賃貸物件向きの室内干しグッズだと、定番の「つっぱり棒」の他に、最近は「窓枠利用の室内物干し」などがあります。

室内干しグッズは色々あるので、自分の部屋にあったものを探してみることをおすすめいたします。

カナブン・ゴキブリは洗濯物以外から部屋に侵入しているかも

「洗濯物をたたむときにはいなかったはずなのに、部屋の中にカナブン(またはゴキブリ)がいる」場合。

このような場合は、洗濯物について部屋に侵入したのではなく、「エアコンのドレンホース(排水ホース)」を通って部屋の中に侵入した可能性があります。

ドレンホースには、通常「ドレンキャップ」という虫の侵入防止キャップを取り付けるのですが、付属品になっていなかったり、取り付け時に気づかずに捨ててしまうという人が多いようです。

ドレンキャップは、室外のエアコンのドレンホースの先端に「手ではめ込むだけ」で取り付けができますので、虫が部屋の中に入ってくるという人は取り付けられているか確認してみてはいかがでしょうか。

洗濯物についた虫を自分で退治できないとき

「まさか、ゴキブリが洗濯物につくとは思わなかった」「今、まさに洗濯物にゴキブリがついている」といった状況になってしまった場合。

家族の中に虫の退治をできる人がいればその人が助けてくれるまで待てばいいですが、一人暮らしの人や家族の誰も虫を退治できないということもあります。

そこでここでは、誰も虫を退治できないときの対処法について解説したいと思います。

虫が1~2匹なら便利屋さんに依頼

虫が1~2匹程度だと、便利屋さんに依頼するのがおすすめです。

ただ、便利屋さんによっては「虫退治は対象外」ということもあるので、電話で依頼の内容をしっかり伝えて、対応ができるかどうかを確認してから依頼しましょう。

また、「洗濯物には殺虫剤はかけないで!」「素手で掴んで捨てて!」などの無茶ぶりをする人は、依頼を断られるのでご注意ください。

いい業者さんが見つかったら連絡先を保管

余談ですが、「虫1~2匹でも、退治に来てくれる業者さん」を見つけたら、連絡先を保管しておくことをおすすめします。

というのも、近年は「虫1匹で〇千円もするなんてぼったくりだ!」「こんなの、子供のお手伝い程度ですよ!お金を取るなんておこがましい!」というモンスタークレーマーが増えており、「もう、虫数匹の依頼は一切受けない」という業者が増えています。

既に、害虫駆除業者は虫数匹の依頼は受けないのが常識となり、便利屋さんがその隙間需要を埋めようとしましたが、便利屋さんも「嫌になってやめた」という話を聞きます。

虫が怖い人間にとっては死活問題になりますので、早めに良い業者のお得意様になっておかれることをおすすめします。

-その他の虫駆除
-