ゴキブリ駆除

1人暮らしでゴキブリ退治ができないときの対処法~1匹に負けた日~

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害虫駆除の会社で働いていると、「1人暮らしの部屋でゴキブリが出たんですけど、退治できなくて・・・」という相談をよく聞きます。

駆除業者では虫2~3匹程度の駆除は料金トラブルになるので断られますし、賃貸だと居住スペースは入居者管理になるのでやはり対応を断られるため、「ゴキブリが退治できない」という人は絶望されると思います。

そこでこの記事では、虫退治ができない1人暮らしの部屋にゴキブリが出たときの対処法について「退治する」ところから「再発防止」をするところまで解説したいと思います。

1人暮らしでゴキブリ退治ができないときの対処法

最初に、「目の前にゴキブリが居て困っている」という方に向けて対処方法をご紹介いたします。

「簡単で即効性の高い方法」から順番に紹介していますので、落ち着いて上から順番に自分ができそうなものがないか確認してみてください。

1人暮らしの部屋にゴキブリ1匹だけ出たら「便利屋」に相談

現在進行形で困っている方向けに具体策を紹介すると、「便利屋に相談」することをおすすめします。

冒頭でも触れましたが害虫駆除業者の場合、「数匹の駆除のみ」という作業は料金クレームが多いので依頼自体断られます。

「便利屋」であれば、殺虫剤と掃除道具とお金を渡せば、虫1匹でも退治してもらえる可能性がありますので検討してみてください。

便利屋さんでも断られる可能性あり

最近では、便利屋さんでも虫駆除の依頼は断るところが増えているようです。

理由は「1匹の退治だったのに、また出てきて無料で退治しろ言われた」「料金しっかり伝えたのに、高いとクレームを言われた」など、害虫駆除業者が昔経験したクレームと同じ内容のようです。

お住まいの地域にゴキブリ1匹の駆除に対応した便利屋さんがないときは、次で紹介する「くん煙剤(バルサン)を使った退治方法」を検討してみてください。

ゴキブリ退治できない1人暮らしがバルサンを使う方法

「バルサンを焚きたいけど、『死骸の処理が怖い』」という話をよく聞きます。

バルサンを使うと部屋の色々な隙間から虫が飛び出してきますし、薬剤耐性が強いものは「ピクピク」動いていることもあるので相当怖いと思います。

そこで再度おすすめするのが、「便利屋さんに死骸の片付けを依頼する」ことです。

退治依頼は受けてなくても、片付け依頼は受けてくれるところが多いので、バルサンを焚く前に対応してくれる便利屋さんがないか探しておくといいでしょう。

死骸は持ち帰ってもらえない可能性が高い

バルサンを焚いた後に出るゴキブリの死骸は、可燃のゴミ袋に入れて一般可燃ごみとして出します。

もしも、この死骸を業者が処分する場合は、「産業廃棄物処理業者」の資格を持っていないといけないのですが、これはゴミ屋敷の清掃をするような便利屋さんでないと持っていない可能性が高いので注意しましょう。

ゴミ出しの日まで時間がある場合は、ゴミ袋の口を固く結んでから、更に大きなゴミ袋に入れて口を固く結んで保管しておくことをおすすめします。

深夜に1人暮らしの部屋にゴキブリが出たときの逃げ方

「深夜だから、便利屋さんの受付時間終わっている」「深夜で今からバルサンは焚けない」というときは、一旦家の外に避難するのがおすすめです。

  • 【一時避難におすすめの場所】
  • ・ネットカフェ
  • ・24時間営業のファミレス
  • ・格安ホテル

「徹夜でも大丈夫」という人であれば、24時間営業のファミレスが安いのでおすすめです。

ネットカフェは眠ることはできますが、「臭い」「鍵が付いていないので盗難が多い」などの心配があるので、ゆっくり眠りたい人は格安ホテルがおすすめです。

ホテル検索アプリを使えば、「当日割引」や「初回限定クーポン」などが使えてネットカフェよりも安く泊まれる可能性もあるので、色々と探してみるのもいいでしょう。

1人暮らしでゴキブリ退治ができない人の再発防止対策

ここからは、再びゴキブリが部屋に出てこないようにするための「再発防止対策」についてご紹介いたします。

基本的なゴキブリ対策になりますが、まだやっていないものがあれば早めに対策されることをおすすめします。

ゴキブリの侵入経路を隙間パテで塞ぐ

一番最初にやるのが、「侵入経路をパテで塞ぐ」という作業です。

  • 【ゴキブリの侵入経路になる隙間】
  • ・エアコン配管と壁の隙間(スリーブ穴)
  • ・水道の排水管の隙間

上記は、ゴキブリが屋内に侵入してくる際によく使われる侵入経路ですので、上記箇所に隙間があれば隙間パテで埋めておいた方がいいでしょう。

賃貸物件で隙間パテを使う際は、退去時に原状回復トラブルになるのを避けるために管理会社から許可を取っておきましょう。

1人暮らしでゴキブリ退治にバルサンを使うときの間隔

1人暮らしでもバルサンを安心して使う方法は先ほど紹介しましたが、バルサンは「1回目から1ヵ月間隔を空けて、再度焚く」必要があります。

というのも、バルサンのようなくん煙剤は「ゴキブリの成虫」には効きますが、「厚い殻で包まれた卵(卵鞘)」は駆除できないからです。

1回目よりも虫の死骸が減っていると思いますが、死骸処理が自分でできないときは便利屋さんに依頼の予約をしておきましょう。

バルサンを使えない人はベイト剤(毒餌)で対処

「対応してくれる便利屋さんがいない」「もう1回バルサンを焚くのは大変」という人は、時間はかかりますが「ベイト剤(毒餌)」を使うといいでしょう。

バルサンのような即効性はありませんが、ベイト剤なら家具の保護は必要ありませんし、部屋の隅や家電の下に置くだけでいいので作業はラクです。

ただ、バルサンでもベイト剤でも侵入経路が塞がっていなければ外からゴキブリが入ってくるので、まずは侵入経路を塞ぐところから始めるのがいいでしょう。

1人暮らしでゴキブリ退治できない人は「緊急時の道具」を揃える

どれだけ対策をしていても、「窓・玄関を開けたときに、入ってくる」ということもあります。

また、通販の段ボールの中に隠れていたり、別の部屋と繋がっている配管からゴキブリが移動してくるということもあるので、緊急時の道具は揃えておいたほうがいいでしょう。

殺虫剤はどれも同じように見えますが、「噴射距離(薬剤が届く距離)」「使用されている殺虫成分」は製品によって違いますので、よく確認しておきましょう。

ペットがいる場合は凍らせるタイプの殺虫剤

ペットを飼っている場合は、「殺虫成分が入っていない凍らせるタイプの殺虫剤」を使うようにしましょう。

殺虫成分が入っていないので止めは雑誌や靴で刺す必要がありますが、動きは鈍くなるので気持ちを落ち着ける時間は作れます。

止めを刺さずにゴミ袋に入れてしまうと、数時間後にゴミ袋の中でゴキブリが復活してしまうのでご注意ください。

また、凍らせるタイプは通常の殺虫剤と比べて減りが早いので、2本用意しておくことをおすすめします。

1人暮らしでゴキブリ退治ができないときの対処法まとめ

1人暮らしの人で、ゴキブリ退治が自分でできないときは、「便利屋さん」に退治してもらえないか問い合わせてみましょう。

また、退治ができない場合は「バルサンを焚いた後の片付け」ができないかも確認して、可能であれば予約を先に取ってから自分でバルサンを焚いて片付けだけ便利屋さんにお願いしましょう。

ただ、最近は便利屋さんも「割に合わない」と対応を止めているところが増えていますので、断られた場合は、噴射距離の長い強力な殺虫剤を準備して自分で倒しましょう。

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