昔ながらのネズミ駆除グッズとして人気なのが、「粘着シート(ネズミ捕りシート)」です。
粘着液でネズミを捕獲するシンプルな道具ですが、現代でも駆除業者はこの方法を使ってネズミを駆除します。
もちろん個人でも粘着シートを使ってネズミを駆除することは可能ですが、「似たようなものが多くてどれを選んだらいいか分からない」といった悩みをお持ちの方が多いようです。
そこでこの記事では、ネズミ粘着シートの選び方やおすすめの製品についてご紹介したいと思います。
ネズミ駆除なら『駆除ザウルス』
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駆除ザウルスのすごいところは「全国対応なのに『完全自社施工』」であることです。
自社施工なので、紹介業者と比べて料金が安いだけでなく、「何かあったときのクレームにもしっかり対応できる!」ので安心して依頼することができます。
ネズミ粘着シートのおすすめの選び方
ホームセンターやネットショップに行くと、外箱が違うだけで中身が似たような粘着シートがたくさん売られています。
「見た目に違いはないし、どうせ粘着シートなんてどれも一緒でしょ」と思われるかもしれませんが、実は製品によって全然性能が異なります。
ここでは、粘着シートを自分で購入される際に知っておいた方がいい「おすすめの選び方」をご紹介いたします。
- 【選び方もくじ】
- ・粘着シートの「台紙」選び
- ・粘着シートの「大きさ」選び
- ・粘着シートの「誘引剤」選び
- ※クリックで、説明に移動します。
ネズミ粘着シート選びは台紙が重要
粘着シート選びの中で、一番大事なのが「台紙」選びで、下記2つのポイントを押さえた台紙を選ぶことをおすすめします。
- 【台紙選びのポイント】
- ・耐水性があるかどうか
- ・折りたためるかどうか
それぞれのポイントについてもう少し詳しく解説いたしますが、「おすすめの粘着シートだけ知れたらいい」という方は下記リンクからページ下部に移動できます。
粘着シートは耐水性があるものが良い
「耐水性」については、ネズミが下水や台所、洗面所を通って粘着シートの上面を歩いた際に、台紙が濡れて粘着シートがふやけてしまうのを防ぐために重要なポイントです。
また、単純に水場に粘着シートを設置した際に、湿気で台紙がふやけて使い物にならなくなるのを防ぐためにも重要になります。
死骸処理と壁際設置に便利な「折りたたみ」構造
粘着シートに捕まったネズミを処分する際に重要なのが、「折りたたみ」ができるかどうかですが、最近の粘着シートは最低2面折りたたみできるものが多いのでこの点はあまり重要ではありません。
重要なのは「設置しやすさ」であり、「台紙を箱型や壁面設置ができるように細かく折れる」タイプの粘着シートかどうかが、粘着シート選びの重要なポイントになっています。
例えば、ネズミ捕りシートで有名な「高儀」の防水粘着シートの場合は、「台紙を変形できる『ミシン目』」がついているので、壁面設置や箱状にして家具の裏側に目立たない形で粘着シートを設置できるようになっています。
Amazonでよく見かける無名メーカーですと、まだ2面折りにしか対応できない製品が多いので、購入の際は多面折りができるかどうかチェックされることをおすすめいたします。
ネズミ粘着シートの「大きさ」も要チェック
ネズミ駆除で粘着しーとを設置する際は、基本的に「ネズミの通り道」と「ネズミの巣」に粘着シートを敷き詰める必要があります。
そのため、場所や発生状況によっては粘着シートが大量に必要になるのですが、実は「粘着シートには大サイズと小サイズ」があるので注意が必要です。
各メーカーで粘着シートの大きさは似ているところがあるのですが、基本的には「20cm(縦)×30cm(横)」近辺のものを選ぶのがおすすめです。
ネットショップでサイズ記載がないものは要注意
ネットショップで粘着シートを探していると、商品画像では他のものと同じサイズに見えても「実際に買ったら小さい(大きい)」といったトラブルがあります。
例えば、海外メーカーのものですと40cm×60cmのような大判サイズ、国内の生活用品メーカーですと15cm×30cmのような微妙に小さいサイズなどがあります。
粘着シートのサイズは特に法律などで規制がある訳ではないので、購入前に必ずサイズが「20cm(縦)×30cm(横)」近辺かどうか確認するようにしましょう。
ネズミ粘着シートの誘引剤は最近は不人気
ひと昔前ですと「誘引剤配合の粘着シートが出た!」ということで、業者の間でも一時期話題になりましたが、「使ってみたら、別に普通のシートと変わらなかった」という評価に落ち着いています。
そのせいか、最近は誘引剤配合製品自体あまり見なくなりました(値段も若干高かった)。
ただ、一部のメーカーは撤退できないのか、ずっと通常の粘着シートより高い誘引剤配合を売りにした粘着シートを販売していますので、興味のある人以外は購入しないようにご注意ください。
ネズミ粘着シートのおすすめランキング
ここまで、ネズミ駆除に使う粘着シートの選び方についてご説明いたしましたが、ここからはおすすめの粘着シートをご紹介したいと思います。
結構似たような製品が多いですが、細かく見ると使いやすさや性能が全然違うので、自分が「いいな」と思うものを選ばれることをおすすめいたします。
高儀 防水ブック型協力粘着ねずみとりシート
「防水加工・多段折りしやすい台紙・サイズ215mm×335mm」と、粘着シートの選び方のポイントを全部押さえており、一番のおすすめです。
お気づきの方も多いと思いますが、工具の「TAKAGI(高儀)」が作っているネズミ捕りシートなので作りもしっかりしています。
パッケージに「プロ使用」と書かれていますが、実際に卸から購入する業務用のシートと同じものが個人でも購入できます(業務用は100枚数セットみたいな感じで、市販はないです)。
環境機器 業務用粘着式ネズミ捕り プロシートA
「耐水性シート・多段折り・サイズ21.5cm×33.8cm」と基本が押さえられている粘着シートです。
一般の方はあまり聞いたことのない「環境機器」という衛生管理用品の卸売り会社が販売しているネズミ捕りシートです。
価格は高儀の方が1枚あたり3円安く、粘着液の粘り気や台紙の折りやすさも高儀の方が良いですが、「包装が簡易でゴミ捨てがラク」というメリットがあります。
「50枚以上買うから、包装紙とか外箱の処分がラクな方がいい」という方におすすめです。
イカリ消毒 ネズミ忌避剤 強力チュークリン業務用 粘着式
「多段折り・サイズ22.3cm×17.9cm」と少し小さめの粘着シートです。
イカリ衝動も衛生管理用品メーカーとして有名ですが、このシートはどちらかというと個人向けの商品です。
昔は衛生用品というとイカリ消毒一強のようなところがありましたが、最近は他メーカーに抜かれているイメージが強いですね。
ポイントとしては、「リビングにネズミが出る」「家具の隙間にラットサインがある」など、居室の隙間にネズミが現れる人におすすめです。
トザックス ネズミ捕り粘着シート 100枚入り 耐水仕様
「耐水性仕様・サイズ23×34cm」と、必要最低限の要件を備えた粘着シートです。
100枚入りの場合、時期にもよりますが大体1枚100円程度と高儀よりも割高ですが、1000枚入りだと1枚約88円前後と「たくさん購入するほど安くなる」のがおすすめポイントです。
ただ、個人宅ですと、100枚あれば十分ネズミ対策ができますので、「家が非常に広い」「ネズミの数が多すぎる」という方向けです。
ネズミ粘着シートの捕獲率を上げる置き方
「粘着シートを使ってみたけど、全然ネズミが捕まらない」という方が、たまにいらっしゃいます。
そこでここでは、粘着シートのネズミ捕獲率を上げる置き方のコツについてご紹介いたします。
ネズミ粘着シートは「壁際・四隅」に必ず置く
「屋根裏・天井裏・倉庫・シンク下」など、ある程度スペースがある場所に粘着シートを設置する際は「壁際・四隅」は必ず設置するようにしましょう。
ネズミは基本的に「壁沿い」に移動し、「壁に囲まれた場所」に餌を貯め込む習性があるため部屋の「壁際・四隅」は粘着シートの設置場所として必ず押さえるポイントになります。
また、ネズミ駆除を本格的に行う際は、壁際・四隅だけでなく「1スペース全体に粘着シートを設置」するようにしましょう。
ネズミ粘着シートに「毒餌」を置くと逃げられる
「粘着シートの上に、ネズミの好物を置いたらすぐ捕まえられました」という人がたまにいますが、鵜呑みにしないようにしましょう。
ネズミは警戒心が強いため、毒餌が置いてある場所は遠くから様子を見て安全だと分かったら徐々に近づくようになります。
そのため、毒餌が置いてあることでネズミが近づきにくくなり、捕獲率が下がることがあるので注意しましょう。
毒餌は粘着シートの「周辺」に設置
毒餌についてですが、粘着シートの「周辺」に置くのは効果的です。
毒餌を食べて判断力・体力が鈍ったネズミは、粘着シートに突っ込みやすく、一度絡まると逃げだしづらくなります。
業者がネズミ駆除を行う際も、毒餌と粘着シートは必ずセットで使用しますので、本格的にやりたい方は毒餌(殺鼠剤)も準備されてはいかがでしょうか。
>>>ネズミの毒餌の作り方|毒団子(ホウ酸団子)の基本を解説
ネズミ粘着シートの位置は「3日」は動かさない
先ほども紹介しましたが、「ネズミは警戒心が強い」動物ですので、粘着シートは設置してから「3日」は動かさないようにしましょう。
ネズミが大量繁殖しているような場合を除いて、粘着シートを設置して即日捕まることは稀で、大体設置後2~3日後に捕まるのが一般的です。
ただ、3日経ってもネズミが捕まっていない場合は、ネズミに罠がばれている可能性が高いので、別の場所に移動するか罠の数を増やすといった対策を行いましょう。
ネズミ粘着シートの選び方とおすすめランキングまとめ
ネズミの粘着シートを購入する際は、「耐水性」「サイズ20cm×30cm前後」「多段折り可能なもの」を選ぶのがおすすめです。
また、ネズミ駆除を行う際は、粘着シートだけでなく「毒餌(殺鼠剤)」を併用することで、駆除の効率・成功率を上げることができます。
しかし、ネズミの数が多かったり、建物が広すぎる場合は自分で駆除するのが難しいこともあります。
もしも、自分で駆除するのが難しいと感じた場合は、専門の駆除業者への依頼も検討してみてはいかがでしょうか。
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