ネズミが嫌いなアロマオイルやハッカ油を使って、ネズミの忌避対策をしたいという方はよくいらっしゃいます。
しかし、「使い方が分からない」「ネズミが匂いに慣れたら効果がないって聞いた」など、使い方や効果が本当にあるか分からなくて悩んでいる方も多いようです。
そこでこの記事では、ネズミの嫌いなアロマオイルの種類や簡単にできるハッカ油スプレーの作り方などについて解説いたします。
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もくじ
ネズミが嫌いなアロマの種類やハッカ油の効果について
結論から申し上げますと、ハッカ油には「ネズミの忌避効果」があります。
また、アロマオイルについては「特定の香りのみ」ネズミの忌避効果がありますが、種類によってはネズミを寄せ付けてしまう香りもあるので注意が必要です。
- 【ハッカ油の効果とアロマの種類もくじ】
- ・ネズミよけにハッカ油は効果がないのか?
- ・ネズミが嫌いなアロマ・匂いの種類
それぞれ詳しく解説いたしますが、「ハッカ油スプレーの作り方が分かればいい」という方は下記リンクから解説に移動できます。
ネズミ除けにハッカ油は効かないのか?
ハッカ(ミント)の『すぅっ』とした香りは、ネズミに限らず『害虫・害獣全般が嫌いな匂い』であり、忌避効果が認められています。
ホームセンターやネットショップで販売されている「ネズミの忌避剤」を見てもらうと分かりますが、主成分は「ハッカ(ミント)」です。
もちろん、市販の忌避剤はハッカ油の濃度や香りが飛びにくいような加工がされていますが、自分で手作りしたハッカ油スプレーでも市販品と同じ効果が期待できます。
既に繁殖しているなら「駆除対策」が必要
「ウチはハッカ油を使ったけど、全然効果がなかった」「家にいっぱいネズミがいて、ハッカ油を使ったけど効果がない」という方もいらっしゃると思います。
勘違いされている方が多いのですが、ハッカ油は「忌避対策(家に寄せ付けない・住みつかせない)」ために使うものなので、既に家の中で繁殖している場合は効果がありません。
家の中にネズミが住みついて1ヵ月以上経過していたり、糞尿被害がひどいような場合は、忌避対策ではなく「駆除対策」を検討してみてください。
ネズミが嫌いなアロマ・匂いの種類
「自分の好きな匂いのアロマオイルで、ネズミ対策をしたい」という場合は、匂いの種類にご注意ください。
ハツカネズミやクマネズミなどは、種子・果実・穀類を好みますので、そういった香りのアロマオイルを使っているとネズミが寄ってきやすくなります。
一方で、ハッカ油のような「すぅっ」とした香りや「植物に毒が含まれる」タイプの香りをネズミは嫌いますが、これに該当するのは「ハッカ油」以外ですと「ユーカリ」くらいしかありません。
ネズミが好きなアロマ | ・マカダミアナッツやアーモンドなど「ナッツ系」 ・りんご、いちごなどの「甘い果実系」 |
---|---|
ネズミが嫌いなアロマ | ・ハッカ油(ミント) ・ユーカリ |
ユーカリは扱いが難しいアロマオイルですので、基本的にはハッカ油を使われることをおすすめいたします。
ネズミの嫌いなハッカ油スプレーの作り方と使い方
ここからは、ネズミが嫌いなハッカ油スプレーの作り方と使い方について解説いたします。
- 【ハッカ油スプレーの作り方・使い方もくじ】
- ・ネズミよけ用ハッカ油スプレーの作り方
- ・ハッカ油スプレーを撒く場所について
- ・ネズミがハッカ油スプレーに慣れたときの対処法
上記もくじの気になるものだけ見てもいいですし、はじめての方で何から見ればいいか分からない方は、上から順番に見られると分かりやすいと思います。
ネズミ除け用ハッカ油スプレーの作り方
自分でできる「ハッカ油スプレーの作り方」をご紹介いたします。
今回は記事の内容上「ネズミ除け用」としていますが、他の害虫・害獣対策や夏場の冷涼対策にも使うことができます。
- 【必要な道具】
- ・ハッカ油:20~30滴
- ・無水エタノール:10ml
- ・精製水(水道水):90ml
- ・スプレーボトル
- 【ハッカ油スプレーの作り方】
- 1.スプレーボトルに、ハッカ油(20~30滴)と無水エタノール(10ml)を入れてよく混ぜる。
- 2.(1)に精製水または水道水(90ml)を加え、スプレーボトルのフタをして思いっきり振る。
- 3.完成
「無水エタノールって無くてもいい?」という方が多いですが、無水エタノールはハッカ油を水に馴染ませるために必要な薬品です。
無水エタノールがないと、水とハッカ油が分離して「水の表面にハッカ油が浮いた状態」になり、使い物にならないので注意しましょう。
今は最初から『スプレー』が売っている
テレビやSNSで話題になる前は、自分でハッカ油や無水エタノールを買ってきて、スプレーボトルに入れるといった必要がありました。
が、今は最初から「スプレー式」のハッカ油がお店やネットで売られています。
「自分で作るのは面倒」という方は、最初からスプレータイプのハッカ油を購入するのもいいでしょう。
ネズミ除けハッカ油スプレーを撒く場所
ネズミ対策でハッカ油スプレーを撒く際は、「ネズミの営巣になりやすい場所」や「ネズミの侵入経路」に撒くようにします。
家や侵入したネズミの種類によって異なりますが、例えば下記のような場所に撒くようにします。
- 【侵入経路】
- ・床下の通風孔(床下収納など)
- ・開放中の窓
- ・玄関引き戸の戸袋
- ・換気扇
- ・下水管(排水溝)
- ・建物のひび割れ
- ・屋根の通風孔
- 【巣になりやすい場所】
- ・天井裏(屋根裏)
- ・押し入れや物置
- ・倉庫のダンボール
しっかりネズミ対策をしたい場合は、上記場所すべてにハッカ油をスプレーするのが安心です。
ただ、「全部は無理よ!」という場合は、ハッカ油スプレーではなく「忌避剤」を使うことも検討してみてください。
ラットサインがある場所にもハッカ油スプレーをしておくと安心
ネズミの侵入経路や巣になりやすい場所以外にも、「ラットサイン」と呼ばれるネズミの痕跡があった場所にもハッカ油をスプレーしておいた方がいいでしょう。
- 【ラットサインって何?】
- 足跡や黒い汚れ、尿シミ、糞、毛など、「ネズミがそこに居たことが分かる痕跡」のこと。
例えば、廊下の壁沿いや家具の裏側、シンク下の調味料保管スペース、食べ物を常温保管している棚などにラットサインが見つかることがあります。
ちなみに、ラットサインがあるということは「ネズミの汚れ」がついているということですので、ハッカ油をスプレーする前に消毒・清掃もしておくことをおすすめいたします。
ネズミがハッカ油スプレーに慣れると効果がない
ハッカ油自体にはネズミの忌避効果がありますが、『何度も使っているとネズミが慣れて効果がなくなる』という特徴があります。
これは、市販の忌避剤を使っても同じことです。
そのため、ネズミ対策をする場合は、ハッカ油スプレーを撒くだけでなく「侵入経路をパテや防鼠版で塞ぐ」「家の中にいるネズミは粘着シートで捕まえる」といった対策を併用することをおすすめします。
ハッカ油スプレーの上手な使い方
「結局、侵入経路を塞いだり、粘着シートを使う必要があるなら、ハッカ油なんて意味ないじゃない。」と思いますよね。
確かにハッカ油スプレーだけでネズミ退治をすることはできませんが、例えば下記のような使い方をすることはできます。
- 【ハッカ油スプレーの上手な使い方】
- ・食品の近くにスプレーする
- ・玄関や下駄箱など人目に着く場所にスプレーする
- ・寝室など特にネズミを近づけたくない場所にスプレーする
上記のように、殺鼠剤が使いづらい場所や、人目につく場所、特にネズミを寄せ付けたくない場所にピンポイントで使えるのがハッカ油スプレーの魅力です。
業者に駆除を依頼している間も、上記対策を併用されると、ネズミがいなくなるまでの間、少しだけですが快適に過ごせると思います。
ネズミが嫌いなハッカ油スプレーの作り方・使い方まとめ
ハッカ油スプレーを作るときは、ハッカ油、無水エタノール、精製水(水道水)をスプレーボトルに適量入れて、混ぜ合わせることで手作りすることができます。
ただ、最近は最初からスプレーボトルに入ったハッカ油も売られていますので、最初からそちらを購入するのもいいでしょう。
ハッカ油スプレー単体でネズミ退治をすることはできませんが、「食品まわり」「人目につく場所」「寝室など特に近寄らせたくない場所」への忌避対策にはおすすめですので、気になる方は使ってみてはいかがでしょうか。
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