コウモリ駆除

コウモリを雨戸や軒下に寄せ付けない方法

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「コウモリが雨戸・軒下に寄ってきて糞をするので困る」「雨の日になるとコウモリが軒下で雨宿りして困る」など、コウモリ被害にお悩みではありませんか。

コウモリは一度住みついてしまうと、ずっと同じ場所で生活してしまう傾向にあるため、なるべく早い段階で対策を打っておきたいところです。

そこでこの記事では、すでにコウモリが雨戸や軒下に住みついてしまったという方に向けて、寄せ付けないために自分でできる対策を解説したいと思います。

コウモリを雨戸・軒下に寄せ付けない方法

ここでは、コウモリを雨戸・軒下に寄せ付けない方法について解説いたします。

「すでにコウモリが住みついてしまった」「今いるコウモリを何とかしたい」という場合も、ここで紹介する方法で追い出しができますのでチェックしてみてください。

雨戸・軒下にはコウモリ忌避剤をスプレー

雨戸・軒下に寄ってくるコウモリには、「コウモリ用の忌避剤」で対策を行います。

コウモリ用の忌避剤というと、イカリ消毒の「スーパーコウモリジェット」が有名です。

  • 【コウモリ用忌避剤の使い方】
  • 1.夕方~夜ごろに、忌避剤を雨戸・軒下に直接噴射する。
  • 2.今はいなくても、コウモリが止まれそうな場所があれば忌避剤を吹き付けておく。
  • 3.効果は6時間ほどなので、毎日夕方~夜ごろにコウモリが寄ってくる場所に噴射する。

スーパーコウモリジェットの缶にも書いてありますが、「効果は6時間ほど」なので、毎日夕方~夜ごろに雨戸や軒下にスプレーしましょう。

大体1~2週間くらいで近寄ってくるコウモリの数が減りますが、念のため3~4週間くらいは徹底して忌避剤をスプレーすることをおすすめします。

通風孔など家への侵入経路があるときは「くん煙剤」

「屋根裏・天井裏に通じる穴がある」「コウモリが屋根裏・天井裏に入ってきている」という場合は、「くん煙剤」を事前に焚いておいた方がいいでしょう。

屋内への侵入経路がある状態で忌避剤を使ってしまうと、屋内側に逃げ込んでしまうことがあるので注意しましょう。

コウモリ用のくん煙剤はありませんが、ネズミ用のくん煙剤と忌避スプレーの主成分は同じ「ハッカ」ですので、ネズミ用のくん煙剤で代用可能です。

置き型の忌避剤は雨戸・軒下には不向き

「スプレーを毎日するのは大変だから『置き型タイプ』を軒下に置いておけばラクそう」と思いますよね。

ただ、「置き型の忌避剤」はコウモリ用に限らず、あまり評判がよくありません(駆除剤ではなく『忌避剤』の方です)。

密閉空間や侵入経路の入り口に置いておけば「置いた周辺環境に近寄らなく」はできますが、雨戸や軒下は常に換気ができる状態ですので、とくに相性が悪いでしょう。

また、屋根裏や天井裏も、湿気が溜まらないように通風孔で換気ができる状態になっていますので、使うのであればスプレータイプの忌避剤をおすすめします。

コウモリ忌避剤をスプレーしても効かないときは「防獣ネット」

「雨戸・軒下にはとまらなくなったけど、『壁にたくさん止まる』」「コウモリの数が多すぎて忌避剤が全然足りない」という場合。

そのような場合は、「防獣ネット」を使って物理的に近寄れなくするという方法もあります。

ただ、防獣ネットを張る際は、屋根に登ったり、はしごを使っての高所作業があるため、害獣駆除業者や工務店などの専門業者に作業を依頼することをおすすめします。

防獣ネットにコウモリが止まるときは「唐辛子」を吊るす

「業者にネットを張ってもらったけど、そのネットにコウモリが止まる」という場合は、ネットに「唐辛子」を括りつけてみてはいかがでしょうか。

「すごく人目に付く」というデメリットはありますが、唐辛子は害虫・害獣対策としては非常に強力なアイテムですので「忌避」という面だけ見ればおすすめです。

注意点ですが「人間にも効く」ので、作業時は手袋とゴーグルを着用し、安全面に考慮して作業しましょう。また、唐辛子は麻紐で吊り飾りの状態にしてから、防獣ネットに吊るすといいでしょう。

雨戸・軒下のコウモリ対策でよくある質問

基本的なコウモリの忌避方法について解説しましたが、「まだ気になることがたくさんある」という方もいらっしゃると思います。

そこでここからは、雨戸・軒下のコウモリ対策でよくある質問とその答えをご紹介したいと思います。

忌避剤をスプレーした翌日に雨戸・軒下にコウモリがいたのですが効果がないのでしょうか?

A.忌避剤の効果は6時間ほどです。また、一度住みついたコウモリを追い払うには、忌避対策を長期間継続する必要があります。

コウモリに限らず、『屋外』で使うスプレータイプ忌避剤は、基本的に数時間~1日で効果が切れます。

また、コウモリは一度住み着くと、忌避剤で一時的に追い払っても翌日には戻ってきてしまうので、3~4週間は忌避対策を継続する必要があります。

夜になるとコウモリが雨戸・軒下に来るのですが『昼間』はどこにいますか?

A.まったく別の場所にいるか、「瓦の下」などに隠れている可能性があります。

あまり知られていないのですが、実は「屋根の瓦の下の隙間」にコウモリが住みついていることがよくあります。

人目に付かないので、「屋根の点検」や、コウモリの糞尿の「悪臭」ではじめて気づくという人が多いです。

「屋根裏・天井裏から音がする」「何か、変な臭いがする」という場合は、害獣駆除業者に調査を依頼した方がいいでしょう。

雨戸・軒下にコウモリがたくさんいるのですが駆除する方法はありますか?

A.鳥獣保護法で守られていますので、勝手に駆除してはいけません。

コウモリは鳥獣保護法で、勝手に駆除してはいけないと定められています。

なので、目の前にたくさんコウモリがいても、個人が勝手に駆除してはいけません。

駆除をする際は駆除業者に依頼するか、役所に行って害獣駆除の許可を自分で申請して、承認(許可)を得る必要があります。

コウモリの糞が雨戸や軒下に落ちていたら「巣」になっている?

A.糞が大量に落ちている場合は、巣(住処)になっている可能性は高いです。

「自分で駆除するか、業者に依頼するか」の判断基準に、「巣になっているかどうか」を重視される方からよくいただく質問です。

糞の量にもよりますが、地面に大量に糞が落ちている場合は「仲間を呼んでいる」ことから、「巣(住処)」になっていると予測できます。

動物ドキュメンタリーなどで、洞窟の天井にびっしりコウモリが張り付いている映像がありますが、あのように「集団」で一つの場所にいつくようになっていると、その場所はコウモリの巣になっていると言えます。

※コウモリは、鳥類のような枝葉を使った巣は作りません。集団で集まっている場所が、巣になります。

雨戸・軒下のコウモリ対策にニンニクは効きますか?

A.効きません。

童話やアニメの吸血鬼のイメージが強いのか、「ニンニクは効きますか?」という質問を稀にいただきますが、効きません。

また、ニンニクのようなネギ属の植物は、ゴキブリが寄ってきやすいので一般家庭で屋外に吊るすのはおすすめしません。

雨戸・軒下にコウモリを寄せ付けないための方法まとめ

雨戸・軒下にコウモリが住みついても、継続して忌避剤をスプレーしつづければ、1ヵ月ほどで別の場所に移動するでしょう。

ただ、周辺環境がコウモリの繁殖場所になっていたり、忌避剤に慣れた個体がいると、どうしても寄ってきてしまうので、そういったときは「防獣ネット」で物理的に近寄れないようにするのがいいでしょう。

ただ、「自分で色々対策してみたけど、全然効果がない」という場合は、一度害獣駆除専門の業者への相談を検討してみた方がいいかもしれません。

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