「ネズミ駆除をしようと思うんだけど、バルサンって効果あるの?」
ネズミが出た家の人から、上記のようなご質問をいただくことがあります。
結論から申し上げると「効果はあるが、一部効果がないケースもある」というのが、答えになります。
今回は、「ネズミ駆除にバルサンは効果があるのか」や「正しい使い方」などについて解説したいと思います。
※ネズミ一発退場のことを「バルサン」と呼んでいる方が多いので、この記事では「バルサン=ネズミ一発退場」として解説しております。
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もくじ
ネズミ駆除にバルサンは効果ない?ある?
冒頭でも申し上げましたが、ネズミ駆除においてバルサンは「効果はあるが、一部効果がないケースもある」退治方法です。
最初っから効果がないケースもあれば、使用者が効果を勘違いしているというケースもあります。
少し長くなりますので、ここでは「効果があるケース」と「効果がないケース」について詳しく解説いたします。
ネズミ駆除でバルサンは「追い出し」に効果がある
バルサンは「ネズミの追い出しには効果がある」けれど、「ネズミの駆除(殺鼠)」には効果がありません。
そのため、バルサンは「ネズミの死骸処理はしたくないけど、家から追い出したい」という方向けの駆除方法になります。
そのため、「駆除=殺処分」をイメージされている方は、毒餌や粘着シートを使った駆除方法を検討した方がいいでしょう。
正確にはバルサンではなく「ネズミ一発退場」を使う
1点注意点ですが、ネズミ駆除で使うくん煙剤は、バルサンではなく「ネズミ一発退場」を使います。
「くん煙剤=バルサン」というイメージが強いので間違えている方が多いのですが、ネズミ用のくん煙剤は「ネズミ一発退場」です。
バルサンは、ゴキブリやムカデなどの不快害虫の駆除に向けなので、ネズミの忌避向けではありませんので注意しましょう。
ただ、ネズミ一発退場のことを「バルサン」と呼んでいる方が多いので、この記事内では「バルサン=ネズミ一発退場」として解説いたします。
ネズミ駆除でバルサンの効果がないケースとは
先ほど、「バルサンはネズミの追い出しには効果がある」と申し上げましたが、「効果がないケース」もあります。
結構勘違いされている方がいらっしゃいますので、詳しく解説いたします。
バルサンを焚いただけでは「ネズミが戻ってくる」
「バルサンを焚いたら、一生ネズミは現れない」と思いたくなりますが、バルサンを焚いただけでは、ネズミは戻ってきます。
バルサンの効果は一時的なものなので、1~2か月もすれば忌避効果はなくなってしまいます。
そのため、バルサンを焚いた後は、必ずネズミが家に入るときに使った「侵入経路」を塞いでおきましょう。
何回も忌避剤を吸ったネズミには効かない
都会のネズミに多いのですが、「何回も忌避剤を吸ったネズミ」は忌避剤に慣れているので効果がありません。
もしも、バルサンを焚いて3日経ってもネズミが家に出るようなら、「殺鼠剤」や「粘着シート」を使った駆除方法に切り替えた方がいいでしょう。
殺鼠剤や粘着シートの使い方については、下記記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ネズミ駆除でバルサンを使うときの正しいやり方
バルサン(ネズミ一発退場)を使った、ネズミ駆除のやり方をご紹介します。
「すでに使ったけど、効果がなかった」という場合は、「殺鼠剤・粘着シート」を使った駆除方法を試してみてください。
ネズミ駆除でバルサンを使う前に「火災報知器」と「家具」をカバー
バルサンを使う前に、必ず「火災報知器」と「家具」をカバーしておきましょう。
火災報知器は、「ビニール袋・紙皿」などを被せてテープでしっかりと「隙間」を塞いでおきましょう。
家具のカバーは、「いらないシーツ・ビニールシート・不織布カバー」などを使うといいでしょう。
ネズミ駆除でバルサンを「置く場所」について
ネズミ駆除でバルサン(ネズミ一発退場)を使う場合は、下記の場所にバルサンを置くようにしましょう。
- 【バルサン(ネズミ一発退場)の置き場所】
- ・屋根裏、天井裏
- ・床下
- ・居室(リビングや寝室など)
また、バルサン(ネズミ一発退場)は「8畳につき、1個」置くようにしましょう。
設置後は水を入れて2時間放置
設置後は、窓・ドアを全部閉めてから「水を入れて2時間放置」しましょう。
家中にくん煙が広がりますので、2時間経つまでは買い物に行くなど、家の外で待つようにしましょう。
ネズミ駆除でバルサンを焚いた後にやること
バルサン(ネズミ一発退場)を焚いた後は、換気、家具や床の拭き掃除以外に下記もやっておいた方がいいでしょう。
- 【やった方がいいこと】
- ・侵入経路を塞ぐ
- ・ネズミの糞尿の消毒、掃除
上記2つについても、次から解説いたします。
バルサンを焚いた後は『侵入経路を塞ぐ』
バルサン(ネズミ一発退場)を焚いた後は、家の中にネズミが戻ってこないように「侵入経路を塞ぐ」ようにしましょう。
- 【主な侵入経路】
- ・床下の通風孔(床下収納など)
- ・開放中の窓
- ・玄関引き戸の戸袋
- ・換気扇
- ・下水管(排水溝)
- ・建物のひび割れ
- ・屋根の通風孔
また、侵入経路を塞ぐ道具には、「パテ」と「金網」がありますが、それぞれ使う場所が異なるのでご注意ください。
使う道具 | 使う場所 |
---|---|
パテ | ・外壁のひびわれ ・排水溝(パイプ)の隙間 ・エアコン配管の取り付け穴 |
金網 | ・通風孔 |
ネズミの糞尿の消毒・掃除
ネズミの糞尿が残っていたときは、「消毒・掃除」をしっかりしておきましょう。
糞尿をそのまま放置すると、「病害虫の繁殖」「建材の腐食」「悪臭」などの二次被害に繋がります。
「やり方がわからない」という方は、下記記事をチェックしてみてください。
ネズミ駆除でバルサンを使うのと業者依頼時の費用比較
「めんどくさそうだから、安ければ業者に依頼しようと思う」という方もいらっしゃいます。
ただ、害虫・害獣の駆除料金は、「駆除の方法、駆除の範囲、追加作業(穴を塞ぐ、消毒・清掃など)」によって変動するので、「相場がわかりづらい」と思います。
業者のホームページを見ても、「〇〇円~」のように具体的な料金が載っていないところが多いと思います。
そこでここでは、業者依頼した場合の大体の料金目安と自分で駆除したときの料金をご紹介したいと思います。
ネズミ駆除でバルサンを使うときの総費用は1~1.5万円ほど
最初に、自分でバルサン(ネズミ一発退場)を使ってネズミ駆除をした場合の費用は、下記のようになります。
- 【自分で駆除するときの費用内訳】
- ・ネズミ一発退場(3個)→2,100円
- ・家具カバー(シート)→4,000円
- ※一戸建て(2階建て)をイメージ。
大体、上記のイメージです。家の敷地が広い場合は、ネズミ一発退場の数が増えて、金額も上がります。
また、バルサンを焚いた後に侵入経路を塞ぐ場合は、「金網」や「パテ」の費用も加味して、『大体10,000~15,000円』位かかるでしょう。
業者のネズミ駆除料金
冒頭でも少し触れましたが、ネズミ駆除の料金は「駆除の方法、駆除の範囲、追加作業(穴を塞ぐ、消毒・清掃など)」によって変動します。
そのため、ここでは一般的「殺鼠剤・粘着シートを用いた駆除作業のみ」の1坪あたりの料金相場をご紹介したいと思います。
- 【駆除のみの1坪あたり料金相場】
- 2,000~3,500円ほど
- ※侵入口塞ぎ、消毒・清掃作業などは別途必要。
上記はあくまで目安であり、坪単価ではなく、「殺鼠剤・粘着シートの使用数」や「天井裏・屋根裏・床下などの場所」によって料金設定がされていることもあります。
この料金設定は、駆除業者によって全然違います。
そのため、見積り無料の業者3社くらいから見積りを取って、よさそうな所に正式に依頼されることをおすすめいたします。
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【ここが違う!】
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