「新築なのにネズミが出た」「築浅で掃除もちゃんとしているのにネズミが出る」など、家がきれいなのにネズミが出てお困りではありませんか?
漫画やアニメなどで、汚い家にネズミが出るシーンがよく描かれていますが、実際はきちんと掃除していてもネズミが家に出ることはあります。
この記事では、ネズミが出る家の特徴や、ネズミが家に出たときの対処法について解説したいと思います。
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もくじ
ネズミが出る家の特徴・原因とは?
ネズミが出る家の特徴は、大きく分けて4つあります。
- 【ネズミが出る家の特徴】
- ・外壁に隙間や開口部など『侵入経路』がある
- ・ネズミの『餌』が手に入りやすい環境がある
- ・断熱材やダンボールなど『巣の材料』がある
- ・家の周辺に繁華街や飲食店がある
- ※クリックで、詳しい解説に移動します。
次の見出しからは、どうしてネズミが家の中に入ってくるのか、どうやってネズミが家の中で繁殖してしまうのかについて解説したいと思います。
ネズミが出る家の特徴は汚いだけじゃない
冒頭でもご紹介したように、「新築・築浅」のきれいな建物であっても、下記のような条件が揃っていると家の中にネズミが出てくることがあります。
- 【きれいな家でネズミが出る原因】
- ・外壁に隙間や開口部など『侵入経路』がある
- ・家の周辺に繁華街や飲食店がある
「新築・築浅」物件の場合ですと、大体上記2つの条件が合わさった場所でネズミが出るトラブルがよく起こります。
特に、都心部ですと新築分譲マンションの高層階でも、周りの飲食店から外壁の配管などをよじ登ってネズミがベランダに侵入するのが定番のルートになっています。
周辺環境自体が「ネズミの繁殖しやすい環境」の場合は、侵入経路を塞ぐ対策を徹底した方がいいでしょう。
ネズミが出る家の特徴1.外壁に隙間や開口部などの侵入経路がある
ネズミが家の中に入ってくるときは、外壁の隙間や開口部を通って侵入します。
- 【外壁の隙間や開口部とは?】
- ・建物の通気口
- ・戸袋の隙間
- ・開けっ放しの換気扇(口)
- ・配管が貫通した外壁の隙間
- ・外壁のひび割れ
- ・建物と基礎の隙間
築年数が古い家ですと、上記のどこからネズミが入ってきてもおかしくはないため、家の外側全体を目視で確認した方がいいでしょう。
一方で、新築や築浅物件の場合は、「換気扇(口)」や「建物と基礎の隙間」に防鼠版や害虫・害獣侵入防止用のカバーが取り付けられているか確認するだけでいいでしょう。
ネズミが出る家の特徴2.餌が手に入りやすい環境がある
家の中にネズミが入ってきても、「餌」がなければネズミは数日で餓死するか、家の外に出ていきます。
一方で、餌さえあれば、ネズミは1回の出産で5~6匹新しいネズミを産みますので、1~2ヵ月で数十匹の集団になることがあります。
数が増えてしまうと駆除業者でないと対応できなくなってしまいますので、ネズミを見かけたらひとまず忌避剤で追い出す対策を取られることをおすすめします。
ネズミが出る家の特徴3.断熱材やダンボールなど巣の材料がある
ネズミが繁殖する一番の条件は「餌」ですが、二番目の条件が「巣の材料がある」ことです。
- 【ネズミの巣の材料一覧】
- ・屋根裏や壁の中にある「断熱材」
- ・ダンボールや新聞紙などの「古紙」
- ・布団の綿やタオルなどの「繊維製品」
民家によく出るクマネズミですと、屋根裏や壁の中にある断熱材の外装を破って断熱材の中で寝付いていることが多いです。
特に最近は床暖房や高断熱住宅など、巣の材料がなくても越冬できてしまうような環境が整った家が多いので、「きちんと掃除されている家」でもネズミが繁殖しやすくなっています。
家の断熱性を下げるなどは現実的ではありませんので、「侵入経路を塞ぐ」「餌が取れない環境にする」「住みついたら早めに忌避・駆除対策をする」などの対策を徹底した方がいいでしょう。
ネズミが出る家の特徴4.周辺に繁華街や飲食店がある
都心の新築物件にネズミが出る1番の理由が、「周辺に繁華街・飲食店がある」です。
繁華街のゴミ捨て場や飲食店の中で繁殖したネズミが、下水道やベランダ、開けっ放しの窓、換気口(ダクト)などから新築物件の屋内に侵入します。
対策としては「侵入経路を塞ぐ」「忌避剤を定期的に撒く」「ネズミがいなくても殺鼠剤と粘着シートを設置」等の対策を定期的にするしかありません。
繁華街・飲食店近辺の害虫・害獣対策は難易度が高い
豊洲市場が移転をした際に、銀座のホテルや飲食店でネズミやゴキブリ被害が続出した事件がありましたよね。
ただ、高級ホテルや大型商業施設などの衛生管理業者と契約しているようなお店では、屋内の人目に付く場所でネズミやゴキブリが出ることはありませんでした。
これは害虫・害獣の「侵入経路対策」と「衛生管理」がしっかりできているからこそ、実現することができるものです。
さすがに繁華街・飲食店近辺の害虫・害獣対策を個人で完璧にこなすことは難しいので、そのような環境に住んでいる方は駆除業者への依頼を検討してみてください。
家にネズミが出たらどうしたらいい?自分でできる対処法を解説
家にネズミが出た場合、「忌避剤で追い出し→ネズミの侵入経路を塞ぐ→粘着シートや殺鼠剤で駆除」といった流れでネズミの駆除と再発生防止策を行います。
発生初期のネズミの数が少ない場合は自分で対処できますが、発生してから1ヵ月以上経過している場合やネズミの数が多い場合は駆除業者に早めに相談されることをおすすめいたします。
家にネズミが出たらすぐに「忌避剤で追い出し」
自分でネズミの駆除を行う場合、最初に忌避剤を使って家の中のネズミを外に追い出しておくと後の駆除がラクになります。
ネズミ用の忌避剤には色々な種類がありますが、基本は「くん煙タイプ」の忌避剤を選ぶのがおすすめです。
- 【くん煙タイプの忌避剤の使用手順】
- 1.家具を布やビニールで保護する
- 2.家中の窓や換気口を閉める
- 3.くん煙剤を各部屋に設置して、水を入れる
- 4.製品ごとに設定された時間放置する
- 5.家具や壁・床などを水拭き、乾拭きして完了
ちなみに、駆除業者がネズミ駆除を行う場合は、基本的に忌避剤でネズミを追い出すといった手順を踏むことはありません。
というのも、「侵入経路を塞ぐ→粘着シートと殺鼠剤で駆除する」だけでネズミを駆除できるからです。
家にネズミが侵入しないように「侵入経路を塞ぐ」
ネズミの駆除・防除対策で一番大事なのが、「侵入経路を塞ぐ」作業です。
- 【ネズミの侵入経路の塞ぎ方】
- 1.外壁のひび割れや外壁の配管が貫通した部分の隙間については、「外壁用パテ」を使って隙間を埋めます。
- 2.家の基礎と土台の隙間や通風孔(口)は、「防鼠版(金網)」を使って塞ぐ。
侵入経路を塞ぐことができれば、家の中に新たなネズミが入ってくることはなくなります。
ただ、家の中に残っているネズミについては駆除が必要になるため、「粘着シートと殺鼠剤」を使って駆除対策を行います。
家にネズミが住みついたら「粘着シートと殺鼠剤」で駆除対策
ネズミの駆除を行う際は、「粘着シート」と「殺鼠剤」の両方を使います。
- 【粘着シートと殺鼠剤の両方を使う理由】
- 粘着シート:殺鼠剤に耐性を持ったネズミを捕まえる
- 殺鼠剤:体の大きいネズミを弱らせて粘着シートから逃げられないようにする
最近は「スーパーラット(高い薬剤耐性を持ったクマネズミ)」や肥大化したネズミが増えているため、上記のように粘着シートと殺鼠剤は必ず併用して駆除を行います。
粘着シートと殺鼠剤の使い方については捕獲率を上げるコツがありますので、自分でやろうと考えている方は下記記事をチェックしてみてください。
家にネズミの糞尿が落ちていたら「消毒・清掃」を徹底
家の中にネズミがいるということは、「糞尿」も落ちていると思います。
野生のネズミの体には病原体がたくさん付いているので、糞尿がなかったとしても、消毒・清掃はやっておくことをおすすめいたします。
専用の消毒液を使ってもいいですが、塩素系漂白剤を薄めて使うという方法もあります。
「きっちり消毒・清掃をしたい」という方は、下記ページでやり方を解説しております。
ネズミが出ない家にするための予防策について
家にネズミが出たときの具体的な忌避・駆除対策をご紹介しましたが、万が一、ネズミが家に侵入したときに「ネズミを繁殖させない」環境作りもやっておくことをおすすめします。
ネズミの侵入経路をばっちり塞いでいても、建物の経年劣化や人・荷物の出入りの際に、ネズミが家の中に入ってきてしまう可能性は0ではありません。
特別な道具は必要なく、簡単にできることばかりですので、可能であればやってみてはいかがでしょうか。
家の食べ物の保管方法を変えてネズミが餌を取れなくする
ネズミの食害を受けた食べ物の保管方法を見ていると、大体が「むき出しのまま保管」「紙袋やビニール袋の中に保管」など、ネズミが食べやすい状態で保管されています。
一方、ネズミ被害が出た家で「食害を受けなかった食べ物」は、ガラス容器やスチール缶、固いプラスチック容器などで保管されています。
戸棚の中に保管していても、ネズミは戸棚の隙間から無理やり中に侵入して食べ物を食べることができてしまうので、食べ物を保管するときは固い容器に保管されることをおすすめします。
1週間餌が取れないとネズミは餓死する
豆知識ですが、ネズミは餌を取ったら一度巣に持ち帰り、お腹が空いたら巣の餌を食べるという習性があります。
これは、ネズミは体が小さい割にエネルギーを多く必要とするため、「毎日食事を取らないと、栄養不足で餓死してしまう」ためです。
餌の貯蔵量にもよりますが、大体1週間餌が取れない場合は住処を替えるか、餓死してしまいます。
ダンボールや紙類など家の中にネズミの巣の材料を置かない
やはり、ネズミ駆除の依頼を受けた場合、「汚い家」の方が圧倒的に多いです。
- 【ネズミ駆除の依頼で行く家の特徴】
- ・ダンボール箱やスーパーの袋が床に置きっぱなし
- ・大体きれいだけど物置になっている部屋がある
- ・ゴミ袋が部屋のどこかに集められている
一見きれいにされているように見えても、「クローゼットの中がぐちゃぐちゃ」だったり、「物置になっている部屋」があり、その部屋にネズミが住みついているということがよくあります。
特に、ダンボールや紙類を日頃から床に置きっぱなしにしていると、そこがそのままネズミの住処になることもあるので、なるべく家の中に溜め込まないことをおすすめします。
ネズミが出る家の特徴についてよくある質問
ネズミが出る家の特徴について、よくある質問と回答をご紹介したいと思います。
家に出るネズミの種類を教えてください
A.民家でもっとも出るネズミは「クマネズミ」です。
民家に一番多く出るネズミは「クマネズミ」ですが、農家の方の倉庫やビニールハウス内でよく出るのは「ハツカネズミ」です。
クマネズミは穀物と肉類の両方を餌として食べますが、ハツカネズミは種子・穀類を好んで食べるので一般住宅の屋内に出ることは稀です。
そのため一般住宅に住んでいる方で、「ネズミの種類が分からない」状態でネズミ駆除を行う場合は、クマネズミを想定した対策を行うのがおすすめです。
ネズミがいるか確かめる方法はありますか?
A.ラットサインの有無で確かめる方法があります。
ラットサインとは、ネズミがいたことが分かる痕跡全般のことを指し、例えば下記のようなものがあります。
- 【ラットサイン(例)】
- ・糞尿や毛
- ・足跡や体の汚れを擦り付けた痕
- ・食害に遭ったものの食べ残し
上記のようなラットサインが家の中にあれば、あなたの家にネズミがいる可能性は非常に高くなります。
ネズミが出る時期はいつ頃ですか?
A.家ネズミは冬眠しませんので、1年中出ます。
家の中であれば、ネズミは1年中出る可能性があります。
というのも、家ネズミは暖房や家の断熱材のおかげで、冬眠しなくても越冬できてしまうからです。
ただ、家の中でネズミが繁殖しやすい時期というと、家の中から外に出なくなる「冬」なので、ネズミがよく出る時期といえば「冬」ということになります。
ネズミは昼間どこに隠れているのでしょうか?
A.天井裏・屋根裏・床下・壁材の隙間などに隠れていることが多いです。
ネズミは夜行性なので、夜になると餌を探して家の中の色々な場所を歩き回りますが、昼間は「暗い場所・狭い場所」に隠れる傾向があります。
ただ、夜行性だから昼間まったく動かないかというとそういわけでもないので、昼間であっても餌を探してリビングやキッチンに出てくる可能性はあります。
ネズミが出る家の特徴まとめ
ネズミが出る家の特徴は、「外壁に隙間や開口部など『侵入経路』がある」「ネズミの『餌』が手に入りやすい環境がある」「断熱材やダンボールなど『巣の材料』がある」「家の周辺に繁華街や飲食店がある」の4つです。
特に、新築や築浅のきれいな物件であっても、「侵入経路がある」「周辺に繁華街や飲食店がある」ような環境であれば、ネズミが出る可能性は高くなります。
ネズミが家にでた場合、初期の繁殖する前段階であれば自分で駆除することも可能ですが、「1ヵ月以上経過している」「ネズミの数が多い」というような場合は、専門の駆除業者への依頼を検討されることをおすすめいたします。
ネズミ駆除なら『駆除ザウルス』
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NHK、クローズアップ現代、あさチャン!、Nスタ、世界一受けたい授業、日本経済新聞などなど、害獣・害虫駆除業者の専門家としてテレビ・メディアに引っ張りだこの業者です。
駆除ザウルスのすごいところは「全国対応なのに『完全自社施工』」であることです。
自社施工なので、紹介業者と比べて料金が安いだけでなく、「何かあったときのクレームにもしっかり対応できる!」ので安心して依頼することができます。
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