「家の中ではじめてネズミを見つけたけど、どうしたらいいか分からない」という方は多いと思います。
結論から申し上げると「駆除・防除対策を行う」ことになるのですが、そもそも「駆除・防除のやり方がわからない」から困っているのだと思います。
そこでこの記事では、家の中でネズミを見つけたときに『自分でできる対処法』について解説したいと思います。
ネズミ駆除なら『駆除ザウルス』
【ここが違う!】
NHK、クローズアップ現代、あさチャン!、Nスタ、世界一受けたい授業、日本経済新聞などなど、害獣・害虫駆除業者の専門家としてテレビ・メディアに引っ張りだこの業者です。
駆除ザウルスのすごいところは「全国対応なのに『完全自社施工』」であることです。
自社施工なので、紹介業者と比べて料金が安いだけでなく、「何かあったときのクレームにもしっかり対応できる!」ので安心して依頼することができます。
ネズミを見つけたらすぐに駆除・防除・消毒を実施
ネズミを見つけたら、基本的に「駆除・防除・消毒」を実施されることをおすすめいたします。
とくに、『見つけたネズミが1匹だけだった』としても、天井裏・屋根裏・壁の中など普段は目につかない場所にネズミの家族が隠れている可能性があります。
そのため、家の中でネズミを見つけたら、なるべく早めに駆除・防除・消毒をされることをおすすめいたします。
ネズミの駆除・防除・消毒って具体的には何をやるの?
ネズミの駆除・防除・消毒についてですが、具体的には下記を行います。
- 【ネズミの駆除・防除・消毒について】
- 駆除→忌避剤による追い出し、粘着シート、殺鼠剤の設置
- 防除→パテや防鼠版を使った侵入経路の封鎖
- 消毒→塩素系漂白剤や専用の消毒液を使った清掃
上記がネズミの駆除・防除・消毒の具体的な内容ですが、実施する順番としては『忌避剤で追い出す→侵入経路を塞ぐ→粘着シート・殺鼠剤の設置→消毒・清掃』という流れで行います。
具体的なやり方などについては、次の見出しから解説いたします。
ネズミを見つけた後の駆除対策は何をやったらいい?
基本的にはネズミを家の中で見つけたら「駆除業者に依頼」するのがおすすめですが、「自分で駆除をしたい」という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、自分でできる駆除・防除・消毒のやり方についてご紹介したいと思います。
下記に駆除・防除・消毒のやり方もくじがありますが、『上から順番に全部やる』と業者がやるネズミ対策と同じ内容を実施したことになります。
- 【駆除・防除・消毒のやり方もくじ】
- ・ネズミを見つけたら『忌避剤で追い出す』
- ・ネズミ追い出し後は『侵入経路を塞ぐ』
- ・侵入経路封鎖後は『粘着シートと殺鼠剤』
- ・ネズミの糞尿の清掃と消毒のやり方
ネズミを見つけたらまずは『忌避剤』で追い出す
家の中でネズミを見つけたら、一番最初に『忌避剤』を使ってネズミを家の外に追い出すことから始めるといいでしょう。
- 【ネズミの忌避剤の使用手順】
- 1.家具を布やビニールで保護する
- 2.家中の窓や換気口を閉める
- 3.くん煙剤を各部屋に設置して、水を入れる
- 4.製品ごとに設定された時間放置する
- 5.家具や壁・床などを水拭き、乾拭きして完了
駆除業者の場合は、基本的に忌避剤は使用しませんが、個人でやる場合は駆除効率が上がるので実施されることをおすすめいたします。
忌避剤は、ホームセンターやネットショップで誰でも購入することができます。
なんで駆除業者は忌避剤を使わないの?
全ての業者がやらないというわけではありませんが、理由としては主に2つです。
- ・薬剤散布で施工価格が高くなるから
- ・忌避剤を使わなくても駆除できるから
業者が忌避剤を散布する場合は、「施工面積×使用薬剤」によって料金が決まるのですが、小さい平屋の天井裏施工でも薬剤散布だけで最低3万円以上はかかります。
さらに、防鼠版による侵入経路封鎖、粘着シートと殺鼠剤の設置、清掃・消毒作業などは必ず実施するので、全部あわせると施工費用が10万円を超えてしまうことがあります。
ただ、忌避剤(薬剤)散布は必ずしも必要な訳ではなく、侵入経路の封鎖と粘着シート・殺鼠剤による駆除だけで対応可能なので、費用面やクレーム発生のリスクを考えて忌避剤を使わない業者が多いのです。
ネズミの追い出し後は『侵入経路を塞ぐ』
忌避剤を使ってネズミを追い出した後は、『侵入経路を塞いで』ネズミが戻って来れないように対策をしましょう。
- 【ネズミの侵入経路の塞ぎ方】
- 1.外壁のひび割れや外壁の配管が貫通した部分の隙間については、「外壁用パテ」を使って隙間を埋めます。
- 2.家の基礎と土台の隙間や通風孔(口)は、「防鼠版(金網)」を使って塞ぐ。
侵入経路を塞ぐことができれば、新しいネズミが外から侵入してくることはなくなります。
ここまでできたら、後は家の中に残っているネズミを駆除するだけでネズミはいなくなります。
ネズミの侵入経路封鎖後は『粘着シートと殺鼠剤』を設置
侵入経路を塞いだ後は、粘着シートと殺鼠剤を使って家の中に残っているネズミを少しずつ駆除していきましょう。
- 【粘着シートと殺鼠剤設置のコツ】
- ・粘着シートは、なるべく隙間なく敷き詰める。
- ・殺鼠剤には「ネズミの好物」を混ぜて、食害に遭った場所近くに設置。
粘着シートの選び方や設置のコツ、殺鼠剤(毒餌)の食いつきをよくする方法などについては、別記事でも解説しております。
ネズミの糞尿の清掃・消毒も自分でできる
ネズミの巣があった場所や、ネズミの体が触れた場所、糞尿が落ちていた場所については、清掃・消毒をされることをおすすめいたします。
やり方は簡単で、「ちり取りとほうきで糞や体毛を回収→薄めた塩素系漂白剤で拭き掃除」するだけです。
塩素系漂白剤の薄め方が分からない方や、そもそも塩素系漂白剤が何か分からないという方は、詳細を下記記事で解説しておりますのでチェックしてみてください。
ネズミを見つけたときに業者に依頼するかの判断基準
可能であれば、ネズミを家の中で見つけた時点で、専門の業者に駆除依頼をされることをおすすめいたします。
というのも、ネズミは繁殖スピードが早いので1ヵ月もすれば数匹しかいなかったものが数十匹まで増えてしまうことがあるためです。
「でも、業者を呼ぶのは不安だし、自分で色々試してから業者に相談したい」という人もいらっしゃると思いますので、ここでは業者に依頼するかどうかの判断基準をご紹介したいと思います。
ネズミを見つけたときに業者に依頼した方がいいパターン
もしも、下記のような状態になっているのであれば、すぐに業者にネズミの駆除依頼をされることをおすすめいたします。
- 【すぐに業者に依頼した方がいいパターン】
- ・ネズミの群れを発見した場合
- ・糞尿を家の色々な場所で見つけた場合
上記のような状況であれば、家の中でネズミの営巣ができているだけでなく、「繁殖できる環境」が整ってしまっていることが分かります。
このような状態になっていると、個人の方ではネズミを駆除するペースが増えるペースに追いつかず「駆除はできているのに、ネズミが減らない」という状況に陥る可能性が高いでしょう。
業者が駆除をする場合でも、作業を行ってからネズミがいなくなるまで半年以上かかることもありますので、なるべく早めに業者に相談されることをおすすめいたします。
ネズミ駆除にかかる費用は業者によって異なる
ネズミ駆除にかかる費用についてですが、『業者によって大きく異なる』ので注意しましょう。
どんな場合であっても、最低3社は見積り依頼を取って、料金や対応を比較してから良いと思った業者に依頼されることをおすすめいたします。
店舗があるから安心とは限らない
「店舗がある業者が安心」「創業が古い業者が安心」「地域密着の業者が安心」だとよく言われますが、実際に見積りを見るまでは油断しないようにしましょう。
- 【実際はこんな感じかも】
- 店舗がある→ホームページでは大きなビル写真あるけど、実際はレンタルオフィスやマンション1室。
- 創業が古い→ただ古いだけ。悪徳ぼったくりで、有名な業者もいる。
- 地域密着→実際は県内全域対応で、〇〇市のページを作っているだけ。
電話対応が最悪な業者は論外ですが、見積り書の内容を比較するまでは安心しないことをおすすめいたします。
特に「料金が安すぎる」場合などは、必要な作業を抜いて価格を抑えていたり、使用期限の過ぎた殺鼠剤などを使う業者もいるので、ご注意ください。
ネズミを見つけた人からよくある質問
ここでは、ネズミを見つけた人からよくある質問と回答をご紹介したいと思います。
冷蔵庫の中でネズミを見つけたのですが食品は食べても大丈夫ですか?
A.おすすめしません。
ネズミの体には、ダニやノミ、寄生虫などはもちろんのこと、名前も分からないような病原菌がたくさんついています。
そのため、冷蔵庫の中でネズミを見つけたというのであれば、第三者としては「捨てた方がいいですよ」というお答えになります。
もったいないですが、ネズミが原因の感染症は死ぬ危険性があるので、食べずに捨てられることをおすすめいたします。
ネズミを見つけたのですが『1匹』だけでも駆除は必要ですか?
A.見かけたのが1匹だけでも、巣には数匹いる可能性があるので、駆除をおすすめします。
基本的にネズミは『巣の場所を変える』場合は、繁殖ができるように集団で移動を行います。
そのため、たまたま見かけたのが1匹だけでも、屋根裏・天井裏・壁の中など、普段目に見えない場所に他のネズミが隠れている可能性があります。
また、既に家の中にネズミが入っているということは「ネズミが侵入できる経路ができてしまっている」状態ですので、早めに侵入経路を塞ぐなどの対応をした方がいいでしょう。
ネズミを見つけたので自分で駆除したいのですがおすすめの罠はどれですか?
A.「忌避剤で追い出し→侵入経路を塞ぐ→粘着シート・殺鼠剤で駆除」の流れを全部やるのがおすすめです。
「粘着シートと殺鼠剤どっちがいいですか?」「忌避剤を使えば、侵入経路は塞がなくてもいいですよね?」といった質問をよく受けますが、「全部やった方がいいです」というのが答えになります。
業者がお金をもらってネズミ駆除を行う場合は、「侵入経路を塞ぐ→粘着シート・殺鼠剤で駆除」の流れは必ずセットで行います。
忌避剤については、侵入経路をしっかり塞ぐことができればやる必要がないので業者はやりませんが、個人の方の場合は罠にネズミがかからない等の状況を考慮して、最初に忌避剤を使ってネズミの数を減らすことをおすすめいたします。
ネズミ駆除なら『駆除ザウルス』
【ここが違う!】
NHK、クローズアップ現代、あさチャン!、Nスタ、世界一受けたい授業、日本経済新聞などなど、害獣・害虫駆除業者の専門家としてテレビ・メディアに引っ張りだこの業者です。
駆除ザウルスのすごいところは「全国対応なのに『完全自社施工』」であることです。
自社施工なので、紹介業者と比べて料金が安いだけでなく、「何かあったときのクレームにもしっかり対応できる!」ので安心して依頼することができます。
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